2022.11.01

空き家の活用から、アフタースクール事業まで。「おもしろい未来をつくる」灯す屋の軌跡

地域 灯す屋
空き家の活用から、アフタースクール事業まで。「おもしろい未来をつくる」灯す屋の軌跡

焼き物のまち、佐賀県有田町。全国的にも名の知れたこの場所で、「おもしろい未来をつくる」ために挑戦を続ける大人たちがいます。

2018年8月に設立された特定非営利活動法人 灯す屋は、空き家の利活用から、その活動をスタートしました。創立から4年経った今では、有田町の銘菓「ちゃわん最中」の復刻プロジェクトやアフタースクール事業など、「おもしろい未来をつくる」ための事業を次々と展開しています。

灯す屋の中心メンバーの3名に、灯す屋のこれまでとこれからについて、お話を聞きました。

 

インタビューを受けた人

佐々木 元康(ささき もとやす)特定非営利活動法人 灯す屋 代表理事

佐賀県有田町出身。大学院卒業後、製薬会社へ研究員として就職。2015年、有田町地域おこし協力隊としてUターンし、空き物件の活用と移住・定住支援を柱に活動。2018年8月に退任、同月NPO法人灯す屋を設立し代表理事に就任。2019年より一般社団法人佐賀県地域おこし協力隊ネットワーク共同代表(現在、副代表)も務める。

橋本 優(はしもと まさる)特定非営利活動法人 灯す屋 副代表理事

栃木県宇都宮市出身。大学卒業後、家具メーカーで勤務。2016年、妻の地元・佐賀県大町町に移住。地域おこし協力隊として、空き家活用・改修に従事。2018年より有田に暮らしの拠点を移し、NPO法人灯す屋理事に就任。空き家に住む人、移住者など新たなチャレンジをする人とともに、デザイン&DIYで暮らしをつくる活動を行う。

上野 菜穂子(うえの なおこ)特定非営利活動法人 灯す屋 理事/事務局長

北海道札幌市出身。イランの国営放送局に15年間勤務、ラジオの番組制作などに携わる。2017年、帰国と同時に地域おこし協力隊として有田町に移住。空き家や移住の相談を受ける他、食や文化など暮らしを豊かにする企画に携わる。2020年4月退任し、同月NPO法人灯す屋事務局長に就任。ちゃわん最中プロジェクト担当。

 

インタビュアー

矢島 里佳(やじま りか)株式会社和える 代表取締役

職人と伝統の魅力に惹かれ、日本の伝統文化・産業の情報発信の仕事を始め、大学4年時の2011年3月、「日本の伝統を次世代につなぐ」株式会社和える創業。幼少期から感性を育む“0歳からの伝統ブランドaeru”を立ち上げ、日本全国の職人と共にオリジナルの日用品を販売。2021年8月より、灯す屋さんのリブランディングを、伴走支援中。

 

この景色の続きが見たい。空き家活用マルシェから、灯す屋の歴史は始まった

矢島:まずは、灯す屋さんの原点、「なぜ灯す屋を始めたのか?」について、お伺いできればと思います。
佐々木:大きなきっかけとなったのは、2018年3月に開催した「うちやま百貨店」という、有田町の内山地区にある空き店舗を活用したマルシェです。私、はっしー(橋本さん)、上野さんの3人で、ゼロから作り上げたイベントで、ここが灯す屋の原点ですね。

もともと、私と上野さんは佐賀県有田町で、はっしーは佐賀県大町町の地域おこし協力隊として活動していました。2017年の春ごろ、内山地区の店舗の空きスペースを活用するプロジェクトが立ち上がり、私とはっしーが中心となりシェアハウス「コネル」をDIYで作り上げました。

地域の方々にコネルのお披露目会をした後、内山地区で約100年商いをされており、地域にも顔が広い、手塚商店の手塚さんが私たちのところにいらっしゃり「実は内山地区には、他にも空き店舗がたくさんあり、活用してもらえる方を探している。もし、年間で使ってくれる人やお店を出したい人がいたら、ぜひつないでほしい。」とおっしゃられたのです。

最初は空き店舗の見学ツアーのような、ただお店を見てもらうだけのツアーをやっていたのですが、それだけだとなかなか出店まで至らず……。どうすれば出店につながるか? 出店する側が安心して、お店を出す気になるか? と考えていたときに、空き店舗を期間限定でお試し利用できる機会があるといいのではないか、というアイデアを別の方からいただき、マルシェ型の空き店舗活用イベントを思いつきました。
ただ、内山地区を広くを巻き込んだイベントになるので、一人でやりきるのは難しい。一緒に作り上げる仲間が必要でした。

上野:佐々木さんと車で内山地区を通ったときに、こういうイベントを考えているんだけど、上野さん一緒にやってみない? と誘われたのを今でも覚えています。その時はどんなイベントになるか、全然ピンと来なかったのですが、とりあえずやってみようかな、と。「うちやま百貨店」というネーミングも、一緒に考えました。

橋本:コネルのお披露目会をしたときに、ここから先どんなふうに、この通りが変わっていくのかな、この景色の続きを見たいな、という想いが自分の中に生まれたんです。大町町の協力隊時代に、空き店舗を使ったマルシェをやっていた経験があって、うちやま百貨店に役立てるかも、とも思いました。

上野:私も、うちやま百貨店を3人で開催した後に、この町がどう変わっていくか見てみたい、まだここにいたい、と自然に思いました。橋本くんが有田町で自立できるように色々と準備したり、私が有田町に残れるような機会を作ってくれていたり、仲間のために頑張る佐々木さんを見ていて、頑張ってみようかなという気持ちになったことも大きいです。

佐々木:自分も、この先を見たいという想いがありました。はっしーが有田町に来てくれて、上野さんも残ってくれると言っている。灯す屋がそんな二人の、定住のきっかけ・手段になれればいいなと。何より、はっしーと上野さんがいれば、できることがたくさんあると思いました。

最後には、矢島さんに背中を押されて、灯す屋の起業を決意しました。総務省が行っている「ビジネスプラン ブラッシュアップ研修」というプログラムがあり、そこでメンターをされていた矢島さんと東京でお会いし、背中を押してもらったのです。

矢島:懐かしい! 当時、佐々木さんは熱い想いや仲間との関係性、応援してくれる町の人達の期待を、いい意味で背負われていました。もうこれ以上悩むことはない、あとはやるだけ! という段階にいらっしゃるな、と感じたのを覚えています。

▲灯す屋創立のきっかけとなった、うちやま百貨店(2018年)。

いま改めてお三方のお話をお聞きしても、「まちおこしをしよう!」と、ただ集まったのではなく、3人それぞれが有田町と関わっていて、「その先を見たい」という未来への想いがつながり、今の灯す屋の形に自然となっていった、というのがすごく印象的です。

 

内山地区にある、お店のひとつとしてやっていきたい。「灯す屋」という名前に込めた想い

矢島:ちなみに、「灯す屋」は誰がどのように名付けたのでしょうか。

佐々木:私が名付けました。名前を考えるのが好きなんですよね。

上野:当時、隣で色々と書き出していたのを見てました。今でもネーミング担当は佐々木さんですね。

佐々木:ちょうど当時の資料が出てきました。こんな感じで、五十音表を見ながら思いつくキーワードをわーっと書き出してました。その中でピンときた言葉が「灯す」だったのですが……この資料には載っていませんね(笑)

佐々木:まちの未来にあかりを灯す、という想いを込めた「灯す」に、「屋」を加えて「灯す屋」。「屋」を選んだのは、内山地区の通りの中にある、ひとつのお店としてやっていきたい、内山地区の仲間でいたい、という気持ちがあったからです。

 

創業時から変わらない信頼関係が支える、灯す屋らしさ

橋本:灯す屋の立ち上げ時期は、僕が有田町へ移住し、個人事業を始めた時期でもあり、生活面でも仕事面でも、佐々木さんにかなり支えられました。佐々木さんがいなかったら、生きられていたかどうかも怪しい(笑)

佐々木さんや上野さんが有田町で積み上げてきた信頼を借りて、お仕事をいただけたと思っています。おそらく佐々木さんや上野さんも、手塚さんをはじめとした、有田の人々の信頼を借りてやってきたのだと思いますが、そういう「信頼の贈り合い」を、僕も次の誰かにつないでいければいいなと思います。
矢島:これまで1年間、aeru re-brandingを通して、灯す屋さんのリブランディングを伴走支援させていただいていますが、お三方のやり取りからは、いつも信頼関係を感じていました。その信頼関係は、灯す屋さんが生まれる前から徐々に育まれてきたのですね。

灯す屋さんとのaeru re-brandingは、お三方がなんとなく共通で見えている世界を言語化することで、周りの方を巻き込みやすくするお手伝いをしていたのだなと、改めて思いました。

佐々木:最初にその信頼関係を築けていたから、ここまでやってこれたのだと思います。それがなければ、灯す屋がなくなっていただろうな、と感じる機会がこれまで何度もありましたね。

矢島:灯す屋さんを立ち上げられた当初は、今のような姿になることを想定されていたのでしょうか。

佐々木:起業すると決めた段階では、有田町からの委託事業やイベント、空き家活用で売上を立てる、とぼんやり考えてはいましたが、創業して間もなく、当初のプランで稼いでいくことが難しいと感じました。とりあえず3年間は、灯す屋を存続させることを最優先に、委託事業を受けながら、余裕を持てる状態に辿り着こうと思っていましたね。そうしないと、自分たちがやりたいことをできる段階にはならないだろうな、と。その後、佐賀県のふるさと納税を活用したNPO支援制度の積極的活用などの変化を経て、昨年(2021年)に、aeru re-brandingのセッションをきっかけとして、自分たちがやりたいことをやっていくスタイルへとシフトしていこう、と決断しました。

矢島:創業時から、やりたいこと・ゆくゆくはやめるけど、最初の3年を乗り切るためにやるべきこと・やらないことをしっかりと区別されており、それが「灯す屋さんらしさ」につながっているのだなと感じました。灯す屋さんの空気感は、うちやま百貨店を始めたときから、そのような感じだったのでしょうか。

佐々木:そうですね。実はこのインタビュー前も、11月に開催するうちやま百貨店について、ワーワーと言い合ってました。でも、ガーガーと言い合えるのはこの3人だからこそかな、と。おそらく最初から、そんな感じだったと思います。だいたい間に入るのは、はっしーなんですけどね(笑)

上野:私が灯す屋に参画することを決めたのも、佐々木さんと橋本くんが、話し合うことから逃げずに向き合ってくれたことが大きいです。

実は、有田に残り灯す屋でやっていく、と決断をしたのは、協力隊の任期終了間近のタイミングでした。任期終了まであと数カ月というときに、佐々木さんから、かつて有田町の銘菓だった「ちゃわん最中」の復刻プロジェクトをやってみないか、と声をかけられて。すごく悩んだのですが、協力隊のフィナーレというか、最後の成果としてやってみようと思いました。

なんとか任期内に商品として完成させ、販売会をしたのですが、みなさんがとても喜んでくださったのが印象的でした。ちゃわん最中を知る世代の方はもちろん、知らない世代の方からも良い反応があって、ちゃわん最中が、有田町の人々にとって大きい存在だと感じたのです。ちゃわん最中をここで終わらせるのではなく、継続的に商品として作り続けたい、灯す屋という団体の中でやっていきたいと思いました。

12月にプロジェクトのお話をいただいて、1月に事業をスタートし、3月にちゃわん最中を商品化。4月に協力隊の任期を終えて、5月から灯す屋に参画しました。本当にギリギリでの決断でしたね。

 

 

上野:協力隊の最後の1年は、任期が終わったらどうしようか、と精神的に焦っていた部分もありました。灯す屋はすでに立ち上がっていましたが、自分がその中でどう稼いでいくか、というイメージがなかなか湧きませんでした。一方で佐々木さんが、橋本くんや私にポジションを作ろうと頑張ってくれているのも見ていましたし、参画を決めるまでの間に、色々と議論もしましたが、いつも真剣に話し合い向き合ってくれる、その経験が今も灯す屋に残っている理由のひとつですね。

当時の灯す屋は、できたばかりの組織で、財務周りの部分をしっかりと見る人がいなかったので、事務局長兼ちゃわん最中担当という立場で、最終的に参画を決めました。

 

灯すラボプロジェクトは、4年かけて形づくられた灯す屋の心臓部

矢島:ではここからは、灯す屋さんの「これから」についてお聞きしたいと思います。灯す屋さんの新プロジェクト「灯すラボ」が、そもそも今回インタビューをさせていただくきっかけとなっているわけですが、「灯すラボ」とは一体何なのでしょうか。

佐々木:灯すラボは、灯す屋の心臓部のような存在です。「おもしろい未来をつくる」ことを推進していく、考え方のようなものとも言えます。灯すラボプロジェクトでは、灯す屋が考える「おもしろい未来をつくる」ためのクリエーションサイクル、「出会う」「考える」「試す」「おひろめする」の四つの機会を、様々な形で提供したいと考えています。

佐々木:灯す屋では創業時から「これをやったら、どんなおもしろい未来が見えるんだろう?」と、ワクワクしながらすべての事業に取り組んできました。自分たちのワクワクは、どのように生まれてくるのだろう? ということを言語化すると、灯すラボの考え方に行き着いたのです。

上野:灯す屋の事業を考えた際に、人体の各パーツになぞらえることができる、と気が付きました。ちゃわん最中は「色んな人たちに最初に見てもらう場所」という意味で顔、うちやま百貨店は「人と人をつなぐきっかけをつくる・おひろめをする」という意味で手。ふるさと納税は足元を支えるという意味で足。もし、最悪、手足がなくなっても生き延びることはできるけれど、灯すラボという概念がなくなってしまうと、灯す屋自体が動かなくなってしまう。そういう意味でも、灯すラボは、灯す屋が生きる上で、最も大切な心臓部分だと気が付きました。灯すラボという概念ができたことで、これまでバラバラだった事業が、有機的につながりました。

矢島:実際に、灯すラボから生まれた事業はすでにあるのでしょうか。

佐々木:まず、場所として「実験室A」「実験室B」をつくりました。実験室は「おもしろい未来」をつくることもできるし、「おもしろい未来」に出会える場所でもあります。さらに、この場所を使った事業として、大人向けの教育事業「灯すラボアカデミー」と、子ども向けの教育事業「灯すラボアフタースクール」が生まれました。

現在「灯すラボアカデミー」では、「おもしろい未来」の実現に必要な、想い・やりたいことを文章で伝えるスキルを学べる、ライター講座を開催しています。「灯すラボアフタースクール」では、しくみデザインさんと協業し「スプリンギン」というゲーム等のオリジナル作品を作れるアプリを使い、子どもたちが「おもしろい未来」を描けるお手伝いをしています。

有田はいわゆる「地方」で、出会いがないと思われがちな場所です。でも実は、クリエイティブにおもしろく生きている大人達がたくさんいる。そんな大人たちの背中を子どもたちに見せることで、将来のイメージや可能性が広がり、有田に残ってなにかやりたい、という気持ちが育まれていく。そんな循環を創り出したいと考えています。こういった発想も、灯すラボという考えがなければ、生まれませんでした。

橋本:新しい考えに出会い、自分なりに解釈し、自分の頭で考えてみて、小さくてもいいからアウトプットをして試してみる。そして、それをみんなにお披露目して、いろんなリアクションをもらう。僕は、この一連の流れそのものを「おもしろい」と感じています。このサイクルを、色んな人が回せるようなお手伝いができればいいな、と。

 

今年で7回目の開催! バージョンアップした、うちやま百貨店で「おもしろい未来」に出会ってほしい

矢島:創業時からの様々な経験を経て、ついに灯す屋さんの心臓部である「灯すラボ」が現れたわけですが、そんなタイミングで1カ月後の11月19日・20日にうちやま百貨店が開催されますね。

灯す屋さんの原点とも言えるうちやま百貨店は、どのようにアップデートされていくのでしょうか。

上野:うちやま百貨店は、空き店舗の課題を解決するため、2018年に始まったイベントですが、今年は「おもしろい未来を描けるような場を作るイベント」にアップデートしたいと考えています。うちやま百貨店に来ていただいた方が、なにか新しいことに挑戦できる場、ただのモノの売り買いではなく、それ以外の価値を感じてもらえるような場。結果として空き家の活用につながるかもしれませんし、全く別のなにかが生まれるかもしれません。

佐々木:これまで灯す屋として、空き家問題や人口減少問題など、解決が難しいことに取り組むなかで、この町にとっての「幸せ」とは何なのか? ということを、ずっと考えていました。有田町だけに人口が増えたり、空き家が完全にゼロになったり、町に観光客が溢れてたりしていることが、幸せなのかと言われると、なんとなく、そうではないような気がしていました。

3人で話し合いを重ねていくうちに、自分たちなりの「幸せ」とは、前向きに何かをしたい! という想いを持って暮らせる状態なのではないか、という共通認識に至りました。

うちやま百貨店も、以前はたくさんのお客さんが来てくれたら嬉しいな、と思っていましたが、今はお客さんの数ではなく、有田でなにかやってみたい、出店者と仲良くしたい! そう思ってもらえるお客さんを増やしたいと考えています。

うちやま百貨店をきっかけに、クリエイティブな人たちが集まる場所にしたい。イベントを開催して「はい、終わり」ではなく、イベントの後も有田町とお付き合いを続けてくださるような方と出会いたいです。

橋本:うちやま百貨店は、お店がたくさんあり、にぎわっている街の雰囲気を共有する、という場でもありました。「町の未来をお披露目する」という部分は、当初も今も変わりません。変わったのは、町の未来をどのように描くか、です。クリエイターが集まり、思いおもいの「おもしろい」を表現し、そこに来るお客さんは、色々な「おもしろい」に出会える。そんな場にできたらいいなと思っています。

矢島:うちやま百貨店で実現したいことが、より鮮明に見えるようになった、という印象を受けました。

佐々木:私は有田町出身なのですが、ものづくりの町に生まれ育ちながら、ものづくりが苦手で「クリエイティブ」という言葉に対してコンプレックスを持っていました。シェアハウス「コネル」を作った際も、DIYの作業ははっしーに教えてもらいながらやっていました。

ただ、灯す屋での活動を通して、「考えることもクリエイティブと言っていいんだな」「モノをつくることだけが、クリエイティブではないんだな」と考えが変わり、「クリエイティブ」に対する引け目も徐々に小さくなっていきました。

うちやま百貨店でも、体験ワークショップをはじめとして、大人が子どもたち以上に楽しまれていたり、枠にとらわれないアイデアや作品を生み出していたりといった場面を見られると思います。「大人になっても、そういうことをやっていいんだ」「作ってみるという試み自体が、楽しいことなんだ」「どんな小さなことでも、クリエイティブなんだ」ということを伝えたいです。

聞き手:矢島 里佳(和える)
文章:高橋 すみれ(和える)

灯す屋のプロフィール

灯す屋は、佐賀県有田町を拠点に、
一人ひとりがおもしろい未来を描ける社会をつくることを目指して活動するNPO法人です。

灯すラボ、ちゃわん最中、うちやま百貨店などのプロジェクトを通して、
様々な人たちがおもしろい未来をつくるための場や機会を提供しています。